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同居する女性の唇を糸で縫い付けたとして50歳の女が逮捕された事件で、2人の関係をよく知る人物が、過去にも被害者の唇が縫われていたことがあると証言しました。

傷害の疑いで逮捕されたのは櫻井政恵容疑者(50)です。自宅で同居していた42歳の女性の唇を縫い付け、けがをさせた疑いが持たれています。

被害者の女性(42)は「容疑者が怖くて逃げられなかった」と話しているということです。

さらに、この事件の前にも、櫻井容疑者に被害者の女性が洗脳されているのではないか、経済的に管理されているのではないかといった趣旨の相談が警察に寄せられていたことが新たに分かりました。

■知人証言「自ら唇を縫っていた」 過去にも縫われた痕

最近まで櫻井容疑者の自宅に出入りしていたという知人が、櫻井容疑者と被害者の異様な関係について証言しました。

知人によると、先月、櫻井容疑者の自宅を訪れると、被害者の女性が正座し、針と糸で自ら自分の唇を縫っていたといいます。

驚いた知人が「何やってるんだよ!やめて!」と声をかけ、家にいた櫻井容疑者に「あなたがやらせたのか」と尋ねると、次のように答えたということです。

櫻井容疑者
「私はやらせていない」

被害者の女性に「誰かにやらされたのか」と聞いても答えなかったといいます。

さらに知人は、この日以外にも被害者の女性が唇にけがをしていたところを目撃したと話します。

その日、被害者は家の中でマスクをしていましたが、話をしているとマスクがずれ、見えた口元は腫れ上がり「縫われたような痕」があったということです。

何があったのか尋ねると、被害者は「大丈夫です」とだけ答えたといいます。

■「言うことを聞かないから外に出す」家の前でうずくまる被害者

先月撮影された写真には、櫻井容疑者の家の前で膝を抱えてうずくまる被害者の女性の姿が写っていました。

こうした状況は度々目撃されていたといい、知人は櫻井容疑者に理由を尋ねたことがあると話します。

知人
「(櫻井容疑者に)『なんで外に出すの』と聞いたら『言うことを聞かないから』と言っていた」

事件当時、この家には櫻井容疑者と被害者のほか、櫻井容疑者の家族2人、被害者の妹の合わせて5人が暮らしていました。

■親族語る同居の経緯「夕方には帰ってくるはずだった」

なぜ被害者は、櫻井容疑者の家で生活を始めたのでしょうか。
被害者の親族が、カメラを向けないことを条件に、同居に至るまでの経緯を語りました。

被害者の親族
「(出会いは)たぶん友達の友達とか」
「ちょくちょく遊びに行っていた」

2人は2020年ごろに知り合いましたが、そのおよそ1年後、櫻井容疑者と被害者の妹のトラブルがきっかけで関係が途絶えたといいます。

しかし去年4月、櫻井容疑者から「ちょっと話がしたい」と突然連絡が入りました。被害者は櫻井容疑者のもとに向かい、そのまま同居が始まったということです。

被害者の親族
「普通に『会って夕方には帰ってくる』みたいな話をしていた」

被害者の親族
「結局そのまま帰ってこないで、櫻井容疑者の家に住むみたいな感じになった」

その後、被害者とは連絡が取れなくなり、親族は携帯電話が解約されたのではないかと話します。

被害者の親族
「正直いうと、あのニュースをみて結局、何がなんだか」
「結局、何なのかよく分からない」

■容疑者は「身に覚えがない」と否認 警察は精神的抑圧とみて捜査

親族は被害者の性格について、次のように話します。

被害者の親族
「内気な性格なので」
「(櫻井容疑者の)圧力みたいな感じに、たぶん負けたのはあるんじゃないか」

警察の調べに対し、櫻井容疑者は容疑を否認しています。

櫻井容疑者
「身に覚えがありません」

警察は、被害者が櫻井容疑者から継続して精神的な抑圧を受けていたとみて捜査を進めています。

(7月11日放送『追跡取材 news LOG』より)