5回無死1、2塁、栗原が勝ち越しの適時打を放つ(18日)=大原一郎撮影

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 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」の日本代表「侍ジャパン」は18日、1次ラウンドB組の最終戦(台湾・天母球場)を戦い、11―3でドミニカ共和国を下し、5戦全勝で1次ラウンドを突破した。

 2次ラウンドは21日から東京ドームで始まる。

日本11−3ドミニカ共和国

 

 侍ジャパンは初回二死満塁から坂倉(広島)が押し出しの四球を選んで先制した。その裏、戸郷は無死二塁から、元日本ハムのハンソンに適時二塁打を浴びて同点とされた。

 二回も戸郷は先頭打者に二塁打を許し、二死までこぎつけたが9番打者に勝ち越しの適時二塁打を浴びた。

 侍ジャパンは三回二死満塁から、佐藤(ロッテ)の左前適時打で同点とする。

 侍ジャパンは五回無死一、二塁から栗原(ソフトバンク)の中前打適時打で勝ち越し、さらに坂倉(広島)の適時打、紅林(オリックス)の併殺打の間に1点を加え、この回3点のリードを奪った。

 五回、侍ジャパンは先発の戸郷(巨人)から、井上(巨人)に継投。井上は六回、四球で出した走者をけん制悪送球などで進め、暴投で1点を失う。

 侍ジャパンは七回、途中出場の古賀(西武)の適時打で1点を追加した。

 九回には二死満塁とし、紅林(オリックス)からの3連続適時打など、この回打者11人、5安打と敵失などで一挙5点を挙げダメ押し。

 投げては七回を3番手の隅田(西武)、八回を横山(ロッテ)、九回を北山(日本ハム)とつないで逃げ切った。

 日本のスタメンは以下の通り。

▽1番セカンド・村林(楽天)、2番ファースト・清宮(日本ハム)、3番レフト・佐野(DeNA)、4番ライト・森下(阪神)、5番サード・栗原(ソフトバンク)、6番キャッチャー・坂倉(広島)、7番ショート・紅林(オリックス)、8番指名打者・佐藤(ロッテ)、9番センター・五十幡(日本ハム)、先発投手・戸郷(巨人)