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 ◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第2戦 日本6―3韓国(2024年11月15日 台北D)

 野球日本代表「侍ジャパン」の藤平尚真投手(26=楽天)が15日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」1次ラウンドB組2戦目の韓国戦8回に3番手で登板。韓国打線を相手に3者連続空振り三振の圧巻の投球を見せた。

 藤平は10日に行われた親善試合チェコ戦(バンテリンD)、そして13日に行われたオーストラリアとの開幕戦(同)でも3者連続で空振り三振を奪っていた。そして、この試合でも3者連続で空振り三振を奪い、侍デビューから圧巻の“9者連続”空振り三振。26歳右腕は圧巻の投球で韓国討ちに貢献した。

 藤平は「前の回に良い形で点を取ってくれたので、楽な気持ちでマウンドに上がることができました。自分の仕事ができて良かったです。僕たち中継ぎ陣は大勢につなぐだけ、という思いで投げていますので、気持ちを強く持って投げました」と汗を拭った。

 相手はキューバから8点を奪った強力打線。藤平は力強い真っすぐを軸に立ち向かい「本当に真っすぐ…凄い強い韓国ですけど、自信になりますし、引き続き調子をキープしていきたいなと思ってます」と笑顔。オーストラリア戦後には“あれ以上のピッチングはない”と言っていたことを聞かれると「僕の中では一試合一試合なんで。前回のピッチングが良かったからと言って、別に自分の調子がいいと思ってマウンドも上がってないですし、次いつ投げるか分からないですけど、次投げた時、前に3者連続三振取ったからっていう余裕を持って投げるつもりはないので、そこはしっかり一試合一試合どういう場面でも自分のしっかり準備をして、自分のパフォーマンスを出すことを優先してやっていきたいと思ってます」と引き締まった表情で語った。

【プレミア12・日本の1次ラウンドの結果と今後の試合日程】

<1次ラウンドB組>※試合時間はすべて日本時間19時

13日 〇9―3 オーストラリア戦(バンテリンD)

15日 〇6―3 韓国戦(台北D)

16日 台湾戦(台北D)

17日 キューバ戦(天母球場)

18日 ドミニカ共和国戦(天母球場)