英武ゆうが警鐘！「ピンクテープだけに頼るな、道迷い遭難の危険がある」

英武ゆう氏は、ウェブセミナー形式で登山に関する情報を提供する番組を展開中。今回の動画「登山道の管理って誰がやってるの？ピンクテープの謎」では、登山道の管理とピンクテープの実態について語った。動画では、登山道に設置されているピンクテープが「必ずしも登山者のためとは限らない」とし、注意を促している。

英武氏は、ピンクテープやその他の色のテープは「登山者用の目印と思われがちだが、必ずしも正しいルートを示しているわけではなく、特に林業関係者が木の裁伐予定地に目印として設けている場合もある」と説明。登山者がこれに従ってしまうと「道迷いによる遭難の危険が高まる」と警鐘を鳴らした。

また、登山道の管理についても詳しく言及した。登山道自体が「昔から存在していたものも多く、所有者と管理者が曖昧な場合が多い」とし、「国や自治体が管理している場合にも、不明確な管理体制であることがある」と明かした。そのため、登山道の状態や整備は地元のボランティアや山小屋の人々の手に委ねられていることが多いという。英武氏は「整備費のための募金箱などには積極的に協力することが重要」と話した。

動画の中では、ピンクテープに限らず「地図アプリやGPSを活用し安全に登山を楽しむことを心がけるべき」と締めくくった。英武氏は今後も有用な登山情報を発信する予定で、「チャンネル登録をして次回も見てほしい」と視聴者に呼びかけた。