前節首位に返り咲いた神戸、東京Vとドロー…後半ATに痛恨のOGで失点

写真拡大

 2024明治安田J1リーグ第36節が10日に行われ、東京ヴェルディとヴィッセル神戸が対戦した。

 現在6位につける2連勝中の東京Vと、前節首位に返り咲いた神戸の一戦は、7分にコーナーキックの流れからクリアボールが山川哲史のところにこぼれると、胸トラップから右足を振り抜き、相手DFに当たりながらネットを突き刺して神戸が先制に成功した。

 後半に入って、東京Vが攻め込む展開が続くと、90+1分に山見大登が左サイドからクリアを送ったところ、マテウス・トゥーレルがクリアしようとしたものの、これがうまく当たらず、そのままネットに吸い込まれ、土壇場で東京Vが試合を振り出しに戻した。

 このまま1−1のドローで試合は終了。前節首位に返り咲いた神戸にとっては優勝に向けて手痛い引き分けとなった。次節は30日に行われ、東京Vはホームで川崎フロンターレと、神戸はアウェイで柏レイソルとそれぞれ対戦する。

【スコア】
東京ヴェルディ 1−1 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 7分 山川哲史(ヴィッセル神戸)
1−1 90+1分 オウンゴール(マテウス・トゥーレル/東京ヴェルディ)