大阪で日本最大規模のアレルギーフレンドリーフードフェスタ本日開催、42店舗が出店

　大阪府内で食物アレルギー対応の食品を扱う店舗が中心となって、8大アレルゲンを原材料に使用しない食品を販売する野外イベント「第2回ゆめのちからマルシェ」が11月10日（本日）10時〜16時に、東大阪市花園中央公園（大阪府東大阪市）の噴水広場で開催される。

8大アレルゲンを原材料に使用しない食品だけが

並ぶフードフェスが11月10日に開催

●誰でもおいしく楽しめる

　第2回ゆめのちからマルシェでは、企業×9社、キッチンカー×5台、食品テント×16店舗など計42店舗が出店し、「食物アレルギーがあってもなくてもいっしょにたべよ」をテーマに、8大アレルゲンである卵・乳製品・小麦・エビ・カニ・ソバ・落花生（ピーナッツ）・くるみを原材料に使用しない食品が並ぶ、アレルギーフレンドリーフードフェスタ。

　アレルギー当事者も、その家族や友だちも、誰でも「おいしく、たのしく過ごしていただける夢のような場をつくりたい」という考えから企画されている。

　出店企業は、メロディアンハーモニーファイン、テーブルマーク、にしき堂、sari sari store（cocowell）、手づくり発酵ストア、コープ自然派おおさか、米粉伝道師TAKAYA、手しごとうどん工房はちまん、西村機械製作所。

　キッチンカーではうどん、サラダボウル、ソーセージ、蒸しパンが販売されるほか、フードテントなどでパン（食パン、ベーグル、メロンパン、カレーパン、サンドイッチなど）、ドーナツ、肉まん、おむすび、クッキー、マドレーヌ、マフィン、グラノーラ、アイスサンド、チーズ、コーヒー、ソフトドリンクが提供される。

　あわせて、こども縁日、ワークショップ、ハンドメイド雑貨の販売も予定している。

　さらに、会場でアンケートに回答することで、エッグケアマヨネーズ（キユーピー）、「1歳から」シリーズ（オタフクソース）、お買い物クーポン（日本ハム）がもらえる。

　また、森永製菓の「OKOMETOアイス」や、もみまるの「Brown rice cup」の販売を手伝える「アイス屋さんお手伝い体験」、茎工房の「米粉のショートブレッド」を販売する「クッキー屋さん販売体験」といった、こども職業体験（要・予約、参加費は無料）なども行われる。

　当日は、8大アレルゲンを使用しない食品を並べるものの、厨房や原料の工場で微細に混入の恐れのあるもの（コンタミネーション）については、各店舗ごとにその旨を店頭に掲示する。また、参加者が使用する可能性のある道具や材料は、店舗ごとにその旨を店頭に掲示し、手が荒れやすい人向けに使い捨てビニール手袋が用意される。ほかにも、店頭に立つ販売者は8大アレルゲンを含まない食品のみを飲食。8大アレルゲンを含む食品は店舗から離れて摂り、手指洗浄を実施する。