[写真]=Volleyball World

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 2026年に開催される、バレーボール女子欧州選手権の最後のホスト国がトルコに決定した。欧州バレーボール連盟(CEV)が8日に公式サイトで伝えている。これにより、トルコがファイナルラウンドの開催地のひとつとなる。

 バレーボール女子欧州選手権は3年に1度開催。ヨーロッパ王者を決める注目される大会のひとつで、すでにチェコ、アゼルバイジャン、スウェーデンでの開催が決まっていた中、最後のホスト国がトルコに決定した。

 女子トルコ代表は前回の2023年大会で初優勝を飾っており、2026年大会では、ホスト国さらに前チャンピオンとして戦うことになる。なお、開催都市については決まり次第発表される。

 なお、2019年大会でもトルコはホスト国として参加し、決勝戦をアンカラで開催地していた。その時は女子セルビア代表に敗れて惜しくも銀メダルとなったが、トルコバレーボール連盟(TVF)のメフメット・アキフ・ユストゥンダグ会長は「2019年に開催された忘れられない大会の後、私たちはホスト国として再び欧州バレーボールの中心に立てることに興奮している」と自国での開催に喜びを表している。

 また、女子トルコ代表のキャプテンを務めるエダ・アーデムも「欧州王者として、我々は再び欧州選手権を開催する。2026年には、この美しい国で大陸選手権が開催される。私たちの故郷で、バレーボールへの情熱を皆さんと分かち合えることを楽しみにしている」と、自国での王座防衛に対する熱意を語った。

 なお、開催国4カ国(チェコ、アゼルバイジャン、スウェーデン、トルコ)の代表チームとは別に、2023年大会の最終順位によってすでに8カ国(セルビア、オランダ、イタリア、ポーランド、フランス、ブルガリア、ウクライナ、スロバキア)が参加を決めている。残りの12ヵ国については、2025年夏に予定されている予選によって決まることになる。

 ヨーロッパ王者を決める3年に1度の大会。現チャンピオンであるトルコがホスト国となったことで、さらに熱く盛り上がりそうだ。