西武・西口監督らから指名あいさつを受けた金沢高の斎藤(右)

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 西武の西口文也新監督(52)が25日、ドラフト1位指名した石川・金沢高の齋藤大翔内野手(17)を直接激励&激賞した。同日、金沢市内の同校で指名あいさつをし「源田を追い越すような選手になってもらいたい」と高い期待を寄せた。

 西口監督は当初ドラフト会議後はみやざきフェニックス・リーグを視察する予定だったが、自身の強い希望で急きょ金沢へ。「守備だったらすぐにでも通用するイメージ。(野球)ゲームで言えばS級」などと俊足を生かした広い守備範囲が持ち味のドラ1を評した。

 予定を変更してまで足を運んだ西口監督の熱い思いは、もちろん齋藤にも届いている。「本当にうれしいことです。それだけ期待していただけているということ。必ず期待に応えたいです」と獅子の未来を担う逸材は表情を引き締めた。