東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株高でも上値は限定的か

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 21日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比21円安の3万8960円と反落。

 前週末の米国株市場ではNYダウが最高値街道を走るほか、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も過去最高値を更新した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も上昇したが、いずれも上値では利益確定売り圧力が意識され、上げ幅は小さかった。東京市場でも、足もと為替がドル安・円高方向に振れていることもあって、積極的な買いが入りにくい。為替動向のほか、米株価指数先物やアジア株市場の値動きを横目に神経質な地合いとなりそうだ。

出所:MINKABU PRESS