久保建英が記録中の「17」 スペイン現地絶賛も…監督が「頼り続けるかはまだ分からない」
ソシエダは久保がゴールを決めた試合では負けなし
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間9月29日のラ・リーガ第8節バレンシア戦に先発出場し、今季2得点目となる先制ゴールをマーク。
3-0の勝利に貢献した。これでソシエダ加入以来、得点を決めた試合は16勝1分と無敗が続いている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ラ・レアル(ソシエダ)は久保が得点を決めるたびにポイントを確保している」とレフティーの活躍を特集している。
2試合連続でスタメン出場した久保は0-0で迎えた前半8分、DFセルヒオ・ゴメスの折り返しに左足で合わせて今季2得点目をゲット。その後、チームはさらに2得点を加え、ホームでバレンシアに快勝した。6試合ぶりの白星で勝ち点を8に伸ばしている。
ソシエダは2022年に加入した久保がゴールを決めた試合は負けないという不敗記録が17試合(16勝1分)に更新された。「ムンド・デポルティーボ」紙は「久保はイマノル(・アルグアシル監督)にとって勝ち点を確保するための幸運のお守りとなり続けている」と報じた。
今季初勝利を挙げた第2節のエスパニョール戦(1-0)でも久保はチームに勝点3をもたらす決勝点を決めていた。その試合で先発を外れていた久保がゴール後の激しいセレブレーションをして話題になるなど、イマノル監督の下での起用法には注目が集まっている。チームに対する大きな影響力を発揮しているが、同紙は「(久保は)昨日の試合ではわずか8分で得点を決め、通算2得点で(オーリ・)オスカルソンとともにチームのトップスコアラーとなった。イマノルがこのタリスマンに頼り続けるかはまだ分からない」と伝えていた。
バレンシア戦では得点時無敗の記録とともに、日本人のラ・リーガ出場記録(167試合)も更新した久保。低迷するソシエダのなかでさらなる活躍を示すことができるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)