柄本佑さん(左)と渡邊圭祐さん=宇治市提供

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 京都府宇治市で28日、NHK大河ドラマ「光る君へ」のスペシャルトークショーがあった。

 俳優の柄本佑さん(藤原道長役)と渡邊圭祐さん(藤原頼通役)が、ドラマの舞台裏を語った。

平等院鳳凰堂をバックに並ぶ柄本佑さん(左)と渡邊圭祐さん=宇治市提供

 道長と頼通父子の時代は、摂関政治の全盛期。道長の別荘を頼通が平等院に改めた。

 柄本さんは「頼通が造った鳳凰堂はとても洗練されている。それは『人』から出ている気がする」。渡邊さんは「頼通役の話をもらった時に来た宇治と、頼通役をしている時に来る宇治は感じ方が全然違う。点と点が線につながる感覚がある」と話した。

 2人の登場に先立ち、書道指導を担当する書家の根本知さんが登壇。俳優の吉高由里子さん(まひろ/紫式部役)に書道を教える際のエピソードなどを明かした。(北川学)