バイエルン、A・デイヴィスとの契約延長を断念? 来夏レアル・マドリードにフリー移籍か

写真拡大

 バイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスは、レアル・マドリードへの移籍が既定路線となっているようだ。14日、スペイン紙『アス』が報じた。

 以前からレアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されるA・デイヴィスとバイエルンの契約は2025年6月30日で満了を迎える。レアル・マドリードは今夏の移籍市場で移籍金を支払ってA・デイヴィスを獲得することを検討していたが、バイエルンが高額の移籍金を要求したことで断念。それでも、『サンティアゴ・ベルナベウ』でのプレーを夢見る同選手と口頭合意を取りつけ、来夏の移籍市場でフリー移籍を目指す方針に舵を切っていた。

 一方、バイエルンはA・デイヴィスとの契約延長に尽力してきたが、破格の待遇を求める快足サイドバックとの交渉は平行線を辿ってきた。そして今回の報道によると、ついにバイエルンが根負けし、同選手が「契約満了とともに退団することが、諦めとともに受け入れられた」という。

 2025年6月末で契約満了を迎える選手は、2025年1月1日以降、他クラブとの事前契約を自由に結べるようになる。

 現在23歳のA・デイヴィスは2019年1月にMLSのバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加入し、これまで公式戦通算198試合に出場。5度のブンデスリーガ制覇や2019−20シーズンのチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。