26歳の米ラッパー 死因が明らかに 鎮痛剤の毒性が原因 死の直前ドラッグの禁断症状に苦しみ過剰摂取
アメリカ人女性ラッパーのエンチャンティングが、オキシコドンとベンゾジアゼピンの毒性により死去したことが明らかとなった。今年7月に26歳で帰らぬ人となったエンチャンティング、8月29日にダラス郡検視局のスポークスマンによって死因が発表された。
事故死と分類されたチャニング・ニコール・ラリーことエンチャンティングだが病院で生命装置を外され息を引き取ったとされており、同じくラッパーでレコード会社の重役のグッチ・メインは、自身のレーベル1017レコードの元所属アーティストを失った悲しみをインスタグラムにこう綴っている。「こんな素晴らしい若い女性にRIPを言わなくてはいけないのは悲しすぎる。真のスターの不在を惜しんでいる」
エンチャンティングはグッチのレーベル、1017レコードと2020年に契約したが、2022年のアルバム『ノー・ラヴ』をリリース後、同レーベルを離れていた。
6枚のアルバムを世に放ち、HBOドラマ『ラップ・シット』シーズン2のサウンドトラックにも参加してもいたエンチャンティングだが、マネージング・チームの代理人によると、死の直前ドラッグの禁断症状に苦しみ、過剰摂取していたという。
芸能ニュースサイトのザ・シェイド・ルームに代理人はこう話す。「彼女は最後の4日間、私の家に来てドラッグと縁を切りました」「彼女はベストを尽くし、私も助けようとできる限りのことをやりました」
1017レコードのプロフィールによるとエンチャンティングは高校卒業後に18歳で音楽の夢を追い始めたそうで、本人はエッセンス誌にこう語っていた。「(音楽だけでなく)何でもやる時期があった。チアリーディングをしていた時期もあれば、スポーツに夢中になったこともある」「一時期は髪もやったし、ネイルもね」
そして音楽の道に入っていった経緯について、「スタジオを持っている友達がいたの。皆私が歌えることは知っていた」「自分の歌を投稿し始めたのは高校の後半になったから」と続けていた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)