大谷翔平、ド軍1年目で40号到達&史上最速の「40-40」サヨナラ満塁弾で決めた!今季126試合目での“歴史的快挙”に本拠地は熱狂の渦

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大谷が今季40号アーチとなるサヨナラ弾。「40-40」を達成した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月23日(日本時間24日)、本拠地でのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。3-3で迎えた9回二死満塁の第5打席で2年連続3度目となる40号満塁本塁打を放ち、チームはサヨナラ勝ちを決めた。エンゼルス時代には2度達成している40号だが、ドジャース1年目での大台到達に本拠地は熱狂の渦と化した。

【動画】大谷翔平が大台の40号に到達!「40-40」達成をサヨナラ弾で決めたシーン

 打球速度105.1マイル(約169.1キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度35度の一発を右中間席に運び、試合を決めた。

 大谷はこの日126試合目。これで球団史上初、さらに史上6人目で最速での「40-40」に到達した。2006年にアルフォンソ・ソリアーノが147試合目で達成した記録を上回った。その先のメジャー史上初の「45-45」も射程に捉えた。さらに「50-50」と夢はふくらむ。

 相手先発は左腕のタイラー・アレクサンダーで、今季は16試合に登板し、5勝3敗、防御率5.17という成績。大谷とは過去の対戦で6打数4安打、1本塁打と相性の良い相手だった。初回の第1打席は一直に打ち取られたが、4回の第2打席で遊撃への内野安打で出塁。すかさず二盗を決めて自身初の40盗塁を達成した。日本選手では2011年のイチロー以来13年ぶり2人目となる。

 5回、キケ・ヘルナンデスの3ランで3-3の同点に追いついた直後の第3打席は、左腕のリチャード・ラブレディの前に遊ゴロに打ち取られた。7回の第4打席は二ゴロに倒れている。

 ナ・リーグ西地区首位に立つドジャース。試合前まで2位のDバックスとは4ゲーム差。さらに差を広げるためにも、大谷のさらなる活躍は欠かせない。「ヒリヒリする9月」へ向けてまい進する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]