自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)が、ソフトウェア&サービス部門の見直しを実施し、全世界で1000人以上の従業員を解雇していることがわかりました。

GM lays off more than 1,000 salaried software and services employees

https://www.cnbc.com/2024/08/19/gm-lays-off-more-than-1000-salaried-software-and-services-employees.html



CNBCによると、ゼネラルモーターズは業界の不況のあおりを受けてコスト削減を図り、電気自動車や自動車のソフトウェアといった新興市場に多額の投資をすることで再起を図っているとのこと。

そうした中、業務の合理化を目的とした社内体制の見直しが行われ、全世界でソフトウェア&サービス部門に所属する従業員が解雇されていることが明らかになりました。ゼネラルモーターズは解雇される従業員の数を公表しませんでしたが、匿名を条件に話した関係者によると、全世界で1000人以上の従業員が解雇されているとのことです。なお、ゼネラルモーターズの従業員数は2023年末時点で7万6000人だったとされています。



ゼネラルモーターズのソフトウェア&サービス部門は、インフォテインメントや車載コネクトシステムの「オンスター」、サブスクリプションやその他の車両機能、開発などの新興分野など、幅広い分野をカバーしている部門です。

CNBCの取材に対し、ゼネラルモーターズは「当社の未来を築くにあたり、我々はシンプルかつ大胆な選択をして、最大の効果をもたらす投資に優先順位をつけなければなりません。その結果、ソフトウェア&サービス部門の特定のチームを縮小することになりました。ゼネラルモーターズが前進するための強力な基盤の確立に貢献してくれた人々に感謝しています」と述べたとのことです。