お湯を注いで5分で熱々のご飯物が食べられる日清の「カップメシ」シリーズから、植物ベースの「謎うなぎ」を使用した「日清謎うなぎ丼」が2024年7月15日(月)から関東甲信越、中部、近畿地区限定で登場しています。謎うなぎは日清の大豆たんぱく加工技術を駆使して本物のうなぎに近い食感や見た目を再現したもので、7月11日(木)に販売された「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」は5000セットが瞬く間に売り切れるほどの人気を博しました。そんな謎うなぎを使ったカップメシがどんな味に仕上がっているのか気になったので、実際に購入して確かめてみました。

「日清謎うなぎ丼」(7月15日発売) | 日清食品グループ

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日清謎うなぎ丼 | 日清食品グループ

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「日清謎うなぎ丼」のパッケージはこんな感じ。目立つ文字で「うなぎ不使用」と記されています。



フタの上には「特製甘辛たれ」の小袋が貼られています。



謎うなぎとは、謎肉でも使われている「大豆たんぱく加工技術」を使用した大豆たんぱく加工品のこと。



原材料名を見ると、謎うなぎ(大豆たんぱく加工品)の原料は粒状大豆たん白、植物油脂、粉末状大豆たん白、みりん、しょうゆ、その他となっており、謎うなぎ自体には動物性食品が使われていないことがわかります。しかし、味付けの素には豚脂、鯛調味料などが含まれており、「日清謎うなぎ丼」全体が動物性原料不使用というわけではありません。



カロリーは1食あたり387kcal。



フタを点線まで剥がしてみると、中に「謎うなぎ」のキューブが入っているのが確認できます。



お湯を注ぐ前の謎うなぎを取り出してみるとこんな感じ。表面に焦げっぽい部分があるほか、裏面はうなぎの皮っぽくなっていることが確認できます。



謎うなぎを戻してお湯を内側の線まで注ぎ、特製甘辛たれをフタの上で温めながら5分間待機。



5分が経過したらフタを剥がし、特製甘辛たれを入れてよく混ぜます。



これで「日清謎うなぎ丼」の完成です。



謎うなぎはこんな感じで、見た目はうなぎに似せてこそいるもののそっくりではありません。まずは謎うなぎだけを食べてみると、確かにうなぎのたれっぽい味わいの甘辛たれや、うな丼を連想する山椒の爽やかな風味が感じられます。その一方で、かんでいると次第に大豆の味がしみ出してきてしまい、うなぎとは違うものだとわかりました。食感も柔らかい身の部分と滑らかな皮側との違いがしっかり作られている一方で、うなぎのふわっとした食感というよりは高野豆腐に近い「繊維にスープが染み込んだ食感」という印象。



続いて米と一緒に食べてみると、今度は米に染み込んだスープやたれの味わいが加わる上に食感も米に紛れるため、全体のうな丼らしさが一気に向上。少なくとも米の部分だけではうな丼との違いを見分けるのは難しく、何も知らされずに目隠しで食べさせられたら謎うなぎだとは気付かない人もいるかもしれません。うな丼の雰囲気を味わいたい人は、米と一緒に一気にかき込むのがオススメです。



「日清謎うなぎ丼」は2024年7月15日(月)から関東甲信越、中部、近畿地区限定で購入可能となっており、希望小売価格は税別369円です。