朝ドラ「虎に翼」森田望智演じる“花江”、モデルの人物はどんな人?
連続テレビ小説「虎に翼」で重要な役割を担っている、主人公・寅子(伊藤沙莉)の友人にして義姉の猪爪花江(森田望智)。その実際のモデルとなった人物について、7月12日に放送された情報番組「ニュースーン」(NHK総合)が取り上げた。
今週の朝ドラ「虎に翼」では、家庭を顧みない主人公・寅子、義姉・花江が口論するなど、ある種の“修羅場”が描かれた。
「虎に翼」の主人公・寅子のモデルとなった三淵嘉子さんを長く取材したNHK解説委員室解説主幹・清永聡氏は、今週の話の多くは創作ではあるが、実際の三淵さんもこの時期多忙で、弟夫婦に子供の面倒を見てもらっていたと話す。
さらに花江の存在について、清永氏は、脚本の吉田恵里香さんが造型したキャラクターではあるが、「ご兄弟で戦死された方の奥さん、花江さんに近い人は存在します。それが武藤嘉根さん。今回初めてご紹介します」と話し、嘉根さんの歴史を辿る。
戦争で夫が戦死した後、嘉根さんは教員免許を持っていたので中学校や高校の家庭科の教師となり、1人で子育てをしていたそうで、清永氏は「三淵さんとは大変仲が良かった。むしろ職業婦人同士で、悩みを打ち明けたり、子育ての相談をしあう仲で、2人の仲は三淵さんが亡くなるまで続いた」と、ドラマ同様、現実でも2人は無二の親友だったと語った。
今週の朝ドラ「虎に翼」では、家庭を顧みない主人公・寅子、義姉・花江が口論するなど、ある種の“修羅場”が描かれた。
「虎に翼」の主人公・寅子のモデルとなった三淵嘉子さんを長く取材したNHK解説委員室解説主幹・清永聡氏は、今週の話の多くは創作ではあるが、実際の三淵さんもこの時期多忙で、弟夫婦に子供の面倒を見てもらっていたと話す。
戦争で夫が戦死した後、嘉根さんは教員免許を持っていたので中学校や高校の家庭科の教師となり、1人で子育てをしていたそうで、清永氏は「三淵さんとは大変仲が良かった。むしろ職業婦人同士で、悩みを打ち明けたり、子育ての相談をしあう仲で、2人の仲は三淵さんが亡くなるまで続いた」と、ドラマ同様、現実でも2人は無二の親友だったと語った。