記者会見する立憲民主党の泉健太代表=2024年6月28日、国会、伊沢健司撮影

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■立憲民主党・泉健太代表(発言録)

 日本維新の会は国会が閉じた後、(政党から議員個人に渡し、使途公開の義務がない)政策活動費を廃止する方針を決めた。

 「何ですか、これは」という話だ。

 維新と自民党との党首会談の結果、国民もあきれる政策活動費の領収書10年後公開が妥結された。維新のこの対応が、岸田政権に対する最大の助け舟になったのに、今になって「私たちは政策活動費を廃止します」では済まされない。10年後公開という置き土産はどうしてくれるんだ。恐ろしい、とんでもないものを残してしまった。対応は支離滅裂で、政党の体をなしていないし、ありえない。

 維新は、第2自民党という立場は金輪際やめにしてもらいたい。現時点では(与党か野党かわからない)「ゆ党」だ。(次期衆院選の野党連携は)ふらふらしているなら一緒にできない。自民党と戦っていく路線で覚悟を決められるかどうかが問われている。(記者会見で)