「ミッドナイトスワン」ロングラン最終上映御礼舞台あいさつに出席した(左から)内田英治監督、草ナギ剛、服部樹咲

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 俳優の草ナギ剛が26日、都内で映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)ロングラン最終上映御礼舞台あいさつに出席した。

 2020年9月25日から今年6月26日まで上映された大ヒット作。TOHOシネマズで公開された邦画としては最長記録を更新した。

 この日も満員の観客が訪れ、草ナギは「満員御礼、僕満足一本満足」と歓喜。MCそっちのけでトークをぶん回したが、「若干空回り気味のつよぽん。テレビが入っているので、面白さが半減するんですよ〜」と草ナギ節をさく裂させた。

 185週にわたって上映されたことから、ネタバレを含んだトークを展開しようとしたが、念のため初めて見る人がいるのか確認。すると、一人の男性が手を挙げ、草ナギは「遅くないですか!?」と驚がくの表情を見せた。「何回も舞台あいさつさせてもらってるので、当たり前のように知ってるものだと思ってたけど、ネタバレになるからダメじゃないですか!」と男性を気遣ってネタバレをしないように撮影時の思い出話などに花を咲かせた。

 最後にはロングラン上映を振り返り、「なかなか経験できることじゃないのでね、作品がしのぎを削るシビアな世界」としみじみ。「人の心にずっと消えずにあるんだなと思うと、何よりも幸せだなと思いますね」とかみ締めていた。