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前回からの続き。私は30代のナギサ。夫(リョウジ、30代)と長女メイ、次女アイと暮らしています。長女が年少のころは園バスを利用していたのですが、私が同じバス停の先輩ママたちから雑用係にされて参ってしまいました。唯一、ミオリさんだけが優しくしてくれましたが、私は心身ともに限界。夫はそんなバカげた話があるのかと半信半疑です。結局、長女が年中になったタイミングで園バスをやめ、車で送迎することにしました。やっと地獄を抜け出せたと思ったら、ミオリさんから家を遊び場として提供するように言われて困っています。



どう対処するか悩んでいたところに、ミオリさんからまた連絡がありました。



幼稚園の送迎のお願いでした。もう何度目でしょうか……。私が断るとミオリさんはヒートアップして……。



勝手にうちの庭に来るのはさすがにないだろうとは思いますが、あの剣幕では絶対にないとも言い切れない様子でした。



自分がママ友たちから理不尽な扱いを受けることへの焦りや恐怖はわかります。でもいちばん大切なのは自分の家庭です……!



私も負けじと反論したのが功を奏したのか、その後ミオリさんから連絡はありません。



その後の私たちの生活はというと……。

現在も娘は楽しく幼稚園に通っています。バス通園をやめてから直接送迎するママさんたちと話す機会も増え、新しくママ友もできました。みなさん本当にまともな人たちばかり。かつて利用していたバス停のママたちだけが異常だった、とあらためて気づかされました。



一時は転園も考えましたが、いい幼稚園だし、娘は楽しく通っているのでこのまま卒園させてあげたいと思っています。

ただ小学校はバス停の人たちと同じになるのを避けたいので、別学区に引っ越そうと思って動き出しました。

環境が気に入って借りたマンションだし、幼稚園は気に入っていて、下の子もできれば通わせてあげたかったです。ただヘンな人たちの考えは変わらないから、悔しいけれどうちが動くしか仕方がないと思っています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか