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【第1話】から読む。

前回からの続き。私はユイカ。夫のショウタと結婚したのは半年ほど前。ショウタはいわゆるバツイチで、私たちがお付き合いを始めたのはショウタが離婚してすぐのことでした。義姉・ルミさんは私のことが気に入らないらしく、親戚との食事会で「うちの義妹、略奪婚なのよ」とありもしない話を言いふらしていました。私は困惑。違うと否定をしましたがまったく聞き入れてもらえません。ショウタからも注意してもらいましたが、これまた聞く耳を持ってもらえませんでした。



義母とルミさんが来たのは20時ぴったりでした。私たちが玄関を開けると、すぐに義母が頭を下げてくれました。ルミさんも先日の態度とは打って変わって、反省した様子で「すみませんでした」と謝罪をしてきます。私たちは面食らいながらも2人を招き入れました。

4人でテーブルに着くと、義母はまた話し始めました。



義母はしきりに頭を下げています。私が「いえいえ、そんな」と声をかけていると、ルミさんも口を開きました。最初はバツが悪そうにしていたルミさんでしたが、次第に事情を話してくれ、最後には涙ぐみながら深々と頭を下げてくれました。



義母とルミさんがわが家へ謝りに来てくれました。

どうやら義母は、ルミさんがそこまでひどいことを言ったと思っていなかったらしく、本当のことを耳にして驚いてしまったようです。それがキッカケとなってルミさんを叱責、説得して、私に謝罪をさせることにしてくれたのだそう。

ルミさんからもしっかりとした謝罪をされました。「ショウタを守ってあげたい気持ちが暴走してしまった」といういきさつも聞かせてもらったのですが……私はどうするべきでしょうか。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・べるこ 編集・みやび