5月27日放送の『かわのをとや スポーツの巣』(毎週月曜日17:45~18:30)の中で、埼玉西武ライオンズの郄橋光成投手の1人喋りコーナー「郄橋光成の こうなる獅かない! 」を放送した。怪我をしない秘訣や交流戦の楽しみを訊いた。

はじめに
先日24日にオリックス戦(5月24日、西武―オリックス7回戦)で投げたのですが、苦しい投球が続いているなというのは正直ありますね。ここ6試合勝ちがついてなくて、本当にリスナーの皆さん、ファンの皆さんの声援に応えられていないということがすごくもどかしい気持ちではいるのですが、前を向くしかないですし、次しっかりピッチングをしていい姿を見せたいと思います。また応援の方よろしくお願いします。
私事ですけど1000投球回は達成することができました。300何人といる記録(史上369人目)ですが、1軍でしっかりと投げ続けたという証だと思いますし、自分を支えてくれた皆さんに感謝をしたいなと思いますし、まだまだ通過点に過ぎないので1500イニング、2000イニングと積み上げていきたいなと思います

リスナーからの質問
埼玉県飯能市、ラジオネーム『マロンママ』さん。
「私には中学2年生の息子がいます。息子は軟式野球部でレギュラーを目指して頑張っていますが、今年からピッチャーにチャレンジすることになりました。私がアドバイスできるようなことはありませんが、怪我だけしないように見守ってあげたいなと思っています。そこで光成さんに質問です。光成さんは登板した直後や、翌日体のケアで必ずすること、気を付けていることはありますか? 息子に教えてあげたいのでぜひ教えてください」。
熱心なママさんですね。すごくいいなと思ったのがやっぱ怪我だけしないように見守ってあげたいという言葉がもう一番ですねやっぱり。周りの人の支えがないと野球はできないので、そうやって怪我をしないように見守ってあげたいという気持ちがあるだけですごく僕はいいなと思いました。
やっぱり怪我したら野球選手はプレーができないのでそれ以前の問題ですよね。でも怪我と隣り合わせのスポーツなので、日々のケアというのは本当に大事です。僕自身ストレッチはもうマストですね。背中とかをほぐすトリガーポイントという機械があるのですが、それで毎日寝る前にストレッチをして寝るというのが日課です。あとは投げた翌日は体が相当疲れているので、睡眠ですね。しっかりと寝ることと、あとはお風呂にゆっくり入って、水風呂入ってという交代浴をやって、あとは本当のリラックスをするという感覚。試合で投げた後は交感神経が優位で、体がほてってきたりするので、それを抑えるっていう部分でも無駄に動かないのはすごく大事ですね。
これで大丈夫かな(笑)。ママが支えてくれていることは息子さんは感じていると思うので、そのままでと言ったらすごく上からになってしまうけど、そのアプローチは間違ってないなと思います。

続いて、杉並区、ラジオネーム『荻窪のえくぼ』さん。
「もうすぐ交流戦ですね。光成投手が対戦したいバッターは誰ですか? また交流戦で楽しみにしていることはありますか? 」。
まず打席に立てる喜びはやっぱりいいですね。打てる確率は相当低いのですが、1年に1度しかないイベントと言ったらあれですけど、いい機会なので、打席に立てることが楽しみですね。初ヒットを今年はそろそろ打ちたいなと思っているので、気合を入れてバットを振り込んできたつもりです。
対戦したいバッターは読売巨人軍の岡本(和真)選手ですね。同期入団で同級生ということと、多分僕たちの年代だと1番活躍しているバッターなので、そこは俺もいるんだぞというところを見せつけたいなと思います。同級生との対決というのと、いいバッターというのは間違いないので、やっぱりわくわくしますね。いいバッターと対戦できるということは、これ以上にない高揚感があるので、そのバッターを抑えたときはもっと嬉しいですよね。順調にいったら対戦があると思うので、しっかり抑えたいなと思います。