オンラインで性被害に遭う子ども、年間3億人超え 研究
![スマートフォンを使う女性(2018年10月7日撮影、資料写真)。(c)MARVIN RECINOS / AFP](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/5/a5fae_1351_09d9ed48_ccff80e0-m.jpg)
英エディンバラ大学(University of Edinburgh)のチャイルドライト・グローバル・チャイルド・セーフティー研究所(Childlight - Global Child Safety Institute)の研究チームによると、性的な画像や動画を本人が承諾しない間に撮影・共有されるか見せられた子どもはこの1年で、世界で8人に1人に上り、全体では約3億200万人となった。
子どもが巻き込まれるこうした犯罪は、金銭を支払わなければ画像を流出すると脅迫される「セクストーション」、人工知能(AI)技術を悪用してディープフェイクの動画や画像を作成されるものまで多岐にわたる。
加害者は多くの場合、若者に成り済まし、ソーシャルメディア上で接触した後、暗号化されたメッセージングアプリに誘導し、性的な画像を共有するよう促す。
チャイルドライトのポール・スタンフィールド(Paul Stanfield)氏は、こうした性的搾取は「世界的な健康問題でありながら、あまりにも長い間、顕在化されてない。どの国でも急増しており、世界的な対応が必要だ」と警鐘を鳴らしている。
NGOや警察によると、世界的に急増しているのは特に10代の少年を狙ったケースだ。
英国家犯罪対策庁(NCA)は、性的欲求を満たすためというよりは金銭目当ての恐喝が多いと指摘している。
【翻訳編集】AFPBB News
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