【ライブレポート】山崎育三郎、自身最大規模となる全国ツアー『THE HANDSOME』が開幕

2024年5月20日 10時32分

■2部構成で魅せる、涙あり笑いありの約2時間30分！

山崎育三郎が、6年ぶりのオリジナルアルバム『The Handsome』を引っさげて、自身最大規模となる全国27ヵ所30公演を回るツアー『THE HANDSOME』。その初日が、5月18日・19日に神奈川・相模女子大学グリーンホールにて開幕した。

本公演は、楽曲提供アーティストに、OKAMOTO’S、マハラージャン、吉澤嘉代子、清竜人、大森靖子の豪華アーティストを迎え、ゲストボーカルには幾田りらを迎えていることで話題となった、山崎育三郎が演じる結婚詐欺師“ハンサム”の半生を描いたアルバム『The Handsome』に収録された10曲がひとつの物語を紡ぐミュージカルのような構成と、山崎育三郎として披露するオリジナルカバーミュージカル楽曲などを織り交ぜた2部構成でのライブ。

1部では、様々な顔を持ち合わせる結婚詐欺師“ハンサム”による、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了させ、数々の音楽番組で披露した「Witch GAME」で大喝采が起こるなど、10曲を通してミュージカルを観ているような世界観へと引き込んだ。

2部では、事前にファンクラブで募集した、「あなたが“ありがとう”と伝えたい大切な相手の“お写真”」がスクリーンに映し出されるなか、NHK連続テレビ小説『エール』で共演した森山直太朗が作詞・作曲した「君に伝えたいこと」を熱唱し、エモーショナルな演出に涙ぐむ人が多く見られた。他にも自身が吹替えを務めた実写版『美女と野獣』から「ひそかな夢」を披露するなど、涙あり笑いありの約2時間30分の公演となった。

本公演のツアーファイナルは、9月10日・11日に東京ガーデンシアターにて開催。2024年は“6”に縁がある年となっており、令和“6”年、198“6”年生まれの育三“6”が、デビュー2“6”年目に、“6”年ぶりのオリジナルアルバムで、全国27ヵ所30公演で全国“6”万人を『THE HANDSOME』に誘う。

PHOTO BY 旭里奈