X/旧Twitterが専用のスペースとタイムラインを持ち関心のあるトピックを中心にネットワークを築けるコミュニティ機能の改良版を展開
X(旧Twitter)は、ユーザーが興味のあるトピックを中心にネットワークを形成できる「コミュニティ」機能を改良し、探しやすさの向上、レコメンデーション機能の追加、検索機能の強化、ソートオプションの追加などを行ったと発表しました。
XユーザーのCommunitiesさん: 「What's new with Communities」 / X
https://twitter.com/HiCommunities/status/1791184745931382818
X pushes more users to Communities | TechCrunch
Xによると、「Explore(話題を検索)」から、トレンドになっている新しいコミュニティからの投稿を発見できるようになったとのこと。
また、コミュニティのおすすめがタイムラインに表示されたり、コミュニティをトピック別に検索できるようになったりといった更新も行われました。さらに自分が参加しているコミュニティのトレンドを並べ替えることが可能になったとのこと。
加えて、モデレーターのためのコミュニティ分析やリアルタイム会話配信機能のコミュニティスペース、さらに改良されたモデレーションツールなども近日中に提供する予定だとしています。
IT系ニュースサイトのTechCrunchは「コミュニティは、Xの価値を高めるための重要な要素と考えられています」と述べています。Xは、イーロン・マスク氏のAI企業であるxAIと提携しており、xAIのチャットボット「Grok」はXのリアルタイムデータにアクセスできます。
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Xがより多くのユーザーにコミュニティへの参加と投稿を促すことができれば、GrokとxAIに提供できるデータ量が増えるため、両社にとってWin-Winな戦略といえます。TechCrunchは「XはすでにプレミアムユーザーにGrokへのアクセスを提供しています。両社の協力関係は今後さらに強化されていくことでしょう」とコメントしました。