【水谷加奈の劇場型恋愛体質】セクハラパワハラの定義がよくわからん
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。
―5月10日(金)配信分―
今話題の女性タレントさんが某ハイブランドの新作発表パーティーに透け感のある黒のイブニングドレスで登場。
その横に並んだタキシード姿のブランド社長が彼女の腰に手を回して笑顔で撮影に応えているというシーン。
腰が細いので余計に男性の手がぐるりと抱き寄せるようになるのです。このシーンを見て私の素朴な感想。
(これって彼女が訴えたらセクハラ認定されちゃうくらいのボディタッチだけど大丈夫かね)
どこまでがエスコートで、どこからがセクハラなの?
以前、テニスの全豪オープンでナダル選手の放ったショットがボールガールの頭を直撃するというアクシデントがありました。
すぐさまナダル選手が駆け寄り少女の頬にチュッとキスして謝罪。
観衆からは拍手が沸き、海外メディアも【粋なふるまいだ】と美談として報じたことを覚えています。
(これをセクハラだと騒ぐ人はいなかったんだ?)
キスは西洋文化の挨拶ではありますが、最近ではハリウッド女優やアーティストがセクハラとして訴えているニュースを耳にすることもあります。
腰に手を回すなどのボディタッチもそうですよね。
ちなみにナダル選手はお詫びとして少女に自分のヘッドバンドも渡しました。
(年上の男から汗だくのヘッドバンドを渡される…って普通はパワハラだよね?)
ナダルだからいいってか? セクハラパワハラの定義がよくわからん。