バルセロナなどで活躍したロナウジーニョ photo/Getty Images

写真拡大

得点王やバロンドールといった個人タイトルの数や、得点数といった個人成績でFWリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに敵う存在はいないかもしれない。メッシとロナウドは2000年代後半より欧州サッカー界をリードする存在となり、毎シーズンのようにとんでもない得点数を稼ぎ出してきた。

では、フットボーラーとしての才能だけを見ればどうか。過去の世代の選手との比較は難しいが、才能の部分で持論を語ったのは元フランス代表MFサミル・ナスリだ。

ナスリは元ブラジル代表のロナウド、ロナウジーニョの名前を挙げ、才能ではメッシ&クリスティアーノ・ロナウドにも負けていないはずと語る。

「（ブラジルの）ロナウドとロナウジーニョは、純粋な才能という点ではメッシやクリスティアーノ・ロナウドを上回っていただろう。ロナウジーニョが見せていたテクニックは前代未聞だよ」（『Canal＋』より）。

元祖怪物と呼ばれたロナウド、ロナウジーニョの2人もサッカー界をリードしてきた存在で、他の選手とは異なる特長があった。怪我の問題やコンディション管理さえ上手くいけば、もっと活躍できたかもしれない。

バロンドール受賞回数など多くの成功を収めたのはメッシとクリスティアーノ・ロナウドの方だが、サッカーファンの中には怪物ロナウドやロナウジーニョが見せていた魔法のようなプレイに心奪われた人も多いだろう。