スペースXは日本時間2024年4月8日に、合計11のペイロードを搭載した「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。日本の民間宇宙企業QPS研究所は、今回のファルコン9で打ち上げられた同社の小型SAR衛星「QPS-SAR7号機」(愛称:ツクヨミ-II)が日本時間同日10時2分に予定されていた軌道へ投入されたことを確認したとSNSやホームページで報告しています。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


■打ち上げ情報:ファルコン9(Bandwagon 1)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2024年4月8日8時16分【成功】
発射場:ケネディ宇宙センター(アメリカ)
ペイロード:QPS-SAR7号機など合計11


「Bandwagon」は、小型衛星の中傾斜軌道への投入を目的としてスペースXが新たに開始したライドシェアミッションです。今回のBandwagon 1ではQPS-SAR7号機の他に、アメリカの民間宇宙企業Capella Spaceの小型SAR衛星「Acadia 4」など合計11のペイロードが搭載されていました。


【▲ 小型SAR衛星「QPS-SAR7号機」、愛称「ツクヨミ-II」の想像図とミッションマーク(Credit: QPS研究所)】

■打ち上げ関連画像・映像

【▲ ライドシェアミッション「Bandwagon 1」のペイロードを打ち上げたスペースXの「ファルコン9」ロケット(Credit: SpaceX)】


■打ち上げ関連リンク

直近のロケット打ち上げ情報QPS研究所、小型SAR衛星をスペースXのライドシェアミッションで打ち上げへ(2024年3月27日)

 


Source


QPS研究所 - 2024年4月8日(日本時間)にQPS-SAR 7号機「ツクヨミ-II」が打上げられ、初交信に成功しましたSpaceX - BANDWAGON-1 MISSION

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部