メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するニューヨーク・レッドブルズの選手たちの心温まる行動が話題となっている。

　ニューヨーク・レッドブルズは24日のリーグ戦でインテル・マイアミと対戦。豪雨の中、入場した選手たちはエスコートキッズとともに整列したものの、選手たちがコートを羽織る一方で、子供たちは半袖のユニフォームを着ているだけだった。

　冷たい雨にさらされるエスコートキッズを気遣い、FWダンテ・バンゼイルは自らのコートを脱ぐと、自身の前に立つ子供の肩へとそのコートをかけた。すると、その姿を見たMFルイス・モーガンもコートを脱ぎ始め、その他のチームメイトも次々と同じ行動をとり、コートが子供たちの身体を包み込んでいった。

　MLS公式アカウントが「子供たちはこの瞬間を決して忘れないだろう」と動画を紹介すると、ファンも「素晴らしい」「泣ける」「一流の行動」「心が温まる」「優しさの連鎖」「一つの優しさから始まった」などとその行動を称賛している。

　なお、試合はニューヨーク・レッドブルズが4-0で快勝。インテル・マイアミはFWリオネル・メッシを欠きながらも、FWルイス・スアレス、MFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバらが先発出場していた。