【海外発!Breaking News】道端で動けなくなっていた“ハリネズミ”を保護 まさかの展開に大笑い(英)
イギリスの野生動物病院に3月21日、1人の女性が野生のハリネズミを連れてきた。道端で動かない様子を見て心配になったと言い、獣医はすぐに診察しようとした。しかし、獣医はすぐに「これはハリネズミじゃない」と気付いたという。予想外のその正体に、ネット上では「私も勘違いしちゃいそう」などと笑いの声が多数あがったことを、米ニュースメディア『People.com』などが伝えている。
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英チェシャー州の野生動物病院およびリハビリセンター「Lower Moss Nature Reserve and Wildlife Hospital」に3月21日朝、ある女性が1匹の動物を連れて訪れた。
女性の話によると、前日の夜に道端でうずくまっている野生のハリネズミを見つけたという。一晩様子を見たものの、翌朝になってもハリネズミはまったく動く様子がなかったことから、ケガや病気をしているのではないかと不安が募った。女性は居ても立っても居られず、ハリネズミを同センターに連れてきたそうだ。
同センターで獣医として働くジャネット・コッツェさん(Janet Kotze)は、「その日、最初に運ばれてきた患者でした。箱を持ってやってきた女性は、歩道でハリネズミを見つけたそうで、『外は寒かったので、保護してここへ連れてきました』と話していました」と当時を振り返る。
女性はハリネズミを連れてくる前、箱の中にキャットフードと一緒にハリネズミを入れて、暖かく暗い場所において様子を見ていた。ハリネズミに余計なストレスを与えたくなかったため、覗き込んで確認するようなことはほとんどしなかったという。
慎重に箱の中を確認したジャネットさんだったが、すぐに「これは絶対にハリネズミではない」と気付いた。「他の生き物である可能性があるかもしれない」と考え、全く動かないそれを手に取って観察してみたというジャネットさんは、「ハリネズミや他の生き物のような重さは感じられませんでした」と話しており、ここでハリネズミと思われていた物の正体が明らかになった。
ジャネットさんは部屋の外で待っていた女性のもとへ向かうと、「これはニット帽のポンポンですよ」と衝撃の真実を告げた。
女性は「冗談でしょ! オーマイガー。どうやったら見間違えるの?」と赤面し、箱を受け取るとあまりの恥ずかしさですぐにその場を去ったそうだ。
ジャネットさんによると、女性は60〜70代に見えたそうで、「彼女は正しいことをしようとしましたし、暗くて遠い場所からだとハリネズミと勘違いしてもおかしくないですね」と笑いながらフォローした。
同センターがFacebookでこの出来事をシェアすると、「大笑いしちゃったよ」「なんて心優しい女性なの」「これは勘違いしちゃうね」「同じ状況にいたら、私も保護しちゃうと思う」など、笑いや共感のコメントが多数寄せられた。
なお、ハリネズミは基本的に夜行性のため、日中にハリネズミが外にいる場合は何か異変を起こしている可能性があるという。その場合は今回の女性が行ったように、暖かくした箱の中にハリネズミを入れ、近くの獣医などに連れていくのがベストな対応だと、同センターは投稿で呼びかけた。そんな同センターにテックインサイト編集部では、「ハリネズミが保護される頻度」や「他の物や動物をハリネズミと間違えることはよくあることなのか」などをうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに2021年にはスコットランドで、庭にいた青いオウムを保護しようと慎重に近づいたが、まったく別の物だったことが判明していた。
画像は『Metro 「Rescued ‘hedgehog’ nursed overnight turned out to be a pompom」(Picture: Kennedy News and Media)』『Mirror 「Dad attempts to rescue ‘lost parrot’ in garden before realising hilarious mistake」(Image: Jam Press)』『The Sun 「HOOT HAVE THOUGHT IT Mum who tried to rescue baby owl stunned after it turned out to be… a mushroom」(Credit: SWNS:South West News Service)』『The Dodo 「Woman Takes A Picture Of An ‘Awesome Bird’ Then Realizes He’s Not What He Seems」(APRIL ROSE)』『KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami Facebook「Z cyklu “Z pamiętnika inspektora”」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
英チェシャー州の野生動物病院およびリハビリセンター「Lower Moss Nature Reserve and Wildlife Hospital」に3月21日朝、ある女性が1匹の動物を連れて訪れた。
女性の話によると、前日の夜に道端でうずくまっている野生のハリネズミを見つけたという。一晩様子を見たものの、翌朝になってもハリネズミはまったく動く様子がなかったことから、ケガや病気をしているのではないかと不安が募った。女性は居ても立っても居られず、ハリネズミを同センターに連れてきたそうだ。
同センターで獣医として働くジャネット・コッツェさん(Janet Kotze)は、「その日、最初に運ばれてきた患者でした。箱を持ってやってきた女性は、歩道でハリネズミを見つけたそうで、『外は寒かったので、保護してここへ連れてきました』と話していました」と当時を振り返る。
女性はハリネズミを連れてくる前、箱の中にキャットフードと一緒にハリネズミを入れて、暖かく暗い場所において様子を見ていた。ハリネズミに余計なストレスを与えたくなかったため、覗き込んで確認するようなことはほとんどしなかったという。
慎重に箱の中を確認したジャネットさんだったが、すぐに「これは絶対にハリネズミではない」と気付いた。「他の生き物である可能性があるかもしれない」と考え、全く動かないそれを手に取って観察してみたというジャネットさんは、「ハリネズミや他の生き物のような重さは感じられませんでした」と話しており、ここでハリネズミと思われていた物の正体が明らかになった。
ジャネットさんは部屋の外で待っていた女性のもとへ向かうと、「これはニット帽のポンポンですよ」と衝撃の真実を告げた。
女性は「冗談でしょ! オーマイガー。どうやったら見間違えるの?」と赤面し、箱を受け取るとあまりの恥ずかしさですぐにその場を去ったそうだ。
ジャネットさんによると、女性は60〜70代に見えたそうで、「彼女は正しいことをしようとしましたし、暗くて遠い場所からだとハリネズミと勘違いしてもおかしくないですね」と笑いながらフォローした。
同センターがFacebookでこの出来事をシェアすると、「大笑いしちゃったよ」「なんて心優しい女性なの」「これは勘違いしちゃうね」「同じ状況にいたら、私も保護しちゃうと思う」など、笑いや共感のコメントが多数寄せられた。
なお、ハリネズミは基本的に夜行性のため、日中にハリネズミが外にいる場合は何か異変を起こしている可能性があるという。その場合は今回の女性が行ったように、暖かくした箱の中にハリネズミを入れ、近くの獣医などに連れていくのがベストな対応だと、同センターは投稿で呼びかけた。そんな同センターにテックインサイト編集部では、「ハリネズミが保護される頻度」や「他の物や動物をハリネズミと間違えることはよくあることなのか」などをうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに2021年にはスコットランドで、庭にいた青いオウムを保護しようと慎重に近づいたが、まったく別の物だったことが判明していた。
画像は『Metro 「Rescued ‘hedgehog’ nursed overnight turned out to be a pompom」(Picture: Kennedy News and Media)』『Mirror 「Dad attempts to rescue ‘lost parrot’ in garden before realising hilarious mistake」(Image: Jam Press)』『The Sun 「HOOT HAVE THOUGHT IT Mum who tried to rescue baby owl stunned after it turned out to be… a mushroom」(Credit: SWNS:South West News Service)』『The Dodo 「Woman Takes A Picture Of An ‘Awesome Bird’ Then Realizes He’s Not What He Seems」(APRIL ROSE)』『KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami Facebook「Z cyklu “Z pamiętnika inspektora”」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)