3000万円超! 日産が最後の「R35 GT-R」発表! 超高額化に驚きの声も!? 新型「R36型」登場はどうなる?
GT-Rの価格が17年で約2倍になった!?
日産は、最新のスポーツモデルとして「GT-R(R35型)」の2025年モデルを発表し、2024年6月に発売することを明らかにしました。
現行モデルのGT-Rは2007年に登場。それ以来、毎年のようにアップデートがおこなわれ、17年にわたって日産最高峰のスポーツモデルとして君臨しています。
直近では、空力性能の向上や新開発のマフラーなどを搭載した2024年モデルが「東京オートサロン2023」で世界初公開され話題を呼びました。
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この際、日産はR35について「重ねた時。走りに抜いたその道。GT-Rの集大成」と説明しており、登場から15年以上経過したことや、新型車に義務付けられる衝突被害軽減ブレーキなどの先進機能を搭載していないことから、「最後のGT-R」であるとも言われていました。
そして今回、最新のGT-R 2025年モデルを発表。上級グレードの「プレミアムエディション」の内装色に、青を基調とした専用「ブルーヘブン」を新たに設定しています。
さらに、「プレミアムエディション」「トラックエディション エンジニアードby NISMO T-spec」のエンジン内部部品(ピストンリング、コンロッド、クランクシャフト)に、これまで「GT-R NISMO スペシャルエディション」のみに使用されていた「高精度重量バランス部品」を採用。レスポンスの精度を高め、性能を磨き上げました。
なおこの2モデルのエンジンルームには、エンジンを手組した“匠”の名が赤文字で刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートが装着されます。
新型GT-R(2025年モデル)の価格(消費税込)は1444万3000円から3061万3000円に設定されています。
最新のGT-R 2025年モデルについて、早くもSNSで話題になっています。
「デビューから17年も経ってるのに今でもカッコイイ!」「GT-R 2025年モデルの青を基調とした専用特別内装色『ブルーヘブン』めっちゃかっこいい」など、内外装デザインが評価されています。
「R35はこれが最後?」「ついにR35もラストモデルか…」「もう自動ブレーキ付けられないから最終モデルにするしかない」と、生産終了を惜しむようなコメントも。
衝突被害軽減ブレーキの義務化もそうですが、日産の広報部によると、部品の供給の見通しが立たなくなってきたことも終了の理由としており、2025年8月をもって生産が終了するとのことです。
また、2025年モデルの価格について言及する人もおり、「3000万っ! すごっ」「NISMOは3000万円!」「GT-R欲しいけど3000万超えか。全然無理」と、NISMOバージョンが3008万5000円から3061万3000円というプライスタグが付けられたことに驚く人もいました。
最上級のNISMOのみならず、ベースグレードの価格も、2007年当初が777万円だったのに対し、改良ごとに値上がりし続け、ついに約2倍の1444万3000円となっています。
「発売当時777万円からだったR35が(今や)約1440万円からと、約17年で倍近くになったか」「2007年のデビューから脈々と作り続けられてるのね。2倍のお値段になってるけど」といったコメントも見られました。
さらに、「ファイナルエディションでしょうから、次はR36でしょうね」「一時代を築いた車両ですし、日産伝統のGT-RなのでR36に期待ですね」「R36は多分EVなんだろうな。エコとかそんなんじゃなくて速さを求めるならもうEVしかないよ」など、フルモデルチェンジしたR36型の新型GT-Rを待ち望む書き込みも寄せられています。
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日産広報部はGT-Rについて次のように説明します。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となります。なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので、開発の検討はしています。
今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように、研究開発を行っていきます」
GT-Rはこれで完全に終了になるのではなく、進化したR36型が登場するようです。どのようなモデルとしてデビューするのか、今後の動向が楽しみです。