英国アカデミー賞の授賞式ステージに“迷惑YouTuber”乱入

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英国アカデミー賞を主催する英国映画芸術科学アカデミー(BAFTA)は、2月18日にロンドンで開催された授賞式で、映画「オッペンハイマー」が作品賞を受賞した際に、YouTuberがステージに乱入したことを「非常に真剣に受け止めている」という。

そのYouTuberの男は、式典最後の賞の受賞者が発表され、クリストファー・ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスとチャールズ・ローヴェン、主演のキリアン・マーフィーが、ステージに向かう中、自らもステージに上がった後、警備員に連行されていた。

同アカデミーのスポークスパーソンは、バラエティにこう話している。

「昨夜ソーシャルメディアのドッキリ仕掛け人が最後の賞の受賞者と共にステージに上がった後、警備員により連れ出されました。私たちはこのことを非常に真剣に受け止めており、これ以上コメントすることで彼に関心が集まることを望んでいません」

その男は「オッペンハイマー」キャスト陣と反対側からステージに上がり、トーマスの受賞スピーチ中も、その場に留まっていた。

このようなハプニングはあったものの、「オッペンハイマー」は、同授賞式で最多7部門に輝く成功を収める結果となった。13部門でノミネートされていた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた同作は、作品賞、キリアンの主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrの助演男優賞、監督賞、作曲賞、撮影賞、編集賞を獲得。キリアンは受賞の際、「ハリウッドで最もダイナミックで親切なプロデューサーと監督のパートナーシップに。クリス・ノーランとエマ・トーマス、おそらく自分では見えていなかった何かを見つけてくれてありがとう」「僕を押し続け、最高を求めてくれたことをありがとう」と感謝の気持ちを語っていた。