海軍の康定級フリゲート

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(台北中央社)国防部(国防省)が、フランスと軍艦の部品購入に関する契約を結んだことが16日、政府が公表した入札結果で分かった。総額は24億912万台湾元(約115億3千万円)。脅威に対応する康定級フリゲートの戦力が効果的に保たれる見込みだ。

契約期間は1月18日から2026年1月18日まで。康定級フリゲートはフランス海軍のラファイエット級フリゲートの派生型で、南部・高雄市の左営軍港を母港とし、台湾海峡の防空や護衛の他、潜水艦や海上封鎖への対抗、水上での迎撃などの任務に当たる。

軍事情報に関する雑誌を出版する尖端科技軍事雑誌社の李思平主任編集は、新規購入した軍用機や軍艦などは「筋肉」、維持・整備は「筋持久力」だとの見方を示し、一度戦いを交えた後に反撃ができなければ、どんなに筋肉があっても役に立たないと指摘。適切な維持・整備を通じて敵に主導権を取られないようにすべきだと語った。

(游凱翔/編集:齊藤啓介)