日本代表を率いる森保監督【写真:ロイター】

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アジア杯16強でバーレーンを3-1撃破、8強へ進出

 森保一監督の率いる日本代表は、1月31日にカタールで開催されているアジアカップの決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利した。

 前半のうちにMF堂安律のゴールで先制した日本は、後半の立ち上がりにもMF久保建英が追加点を挙げる。その後、GK鈴木彩艶のオウンゴールで1点を返されたがFW上田綺世のゴールで再びバーレーンを引き離し、9大会連続のベスト8進出を決めた。

 試合後のフラッシュインタビューで森保監督は、3得点を挙げた攻撃陣について「スタートから簡単に崩せる相手じゃないと思っていたところ、選手たちがアグレッシブさと我慢強さを持ち合わせて、相手の強固な守備を、我慢強く崩してくれたと思いますし、3得点してくれたことは選手たちを評価したい」と、評価した。

 この日も失点を喫した日本は、ここまで全4試合で6失点を喫している。その点を指摘された森保監督は、「全体的に言えば守備は改善できている」と言い、GK鈴木と上田が重なるようになった形で喫した失点について、「今日はセットプレーからの失点でしたが、そこはお互いコミュニケーションのところがあったりすると思います。両者ともに積極的にボールから逃げずにいったうえでの失点ですので、コミュニケーションを取り、その積極的なパワーを守備の部分でもよりパーフェクトにしていければと思います」と、改善を誓った。

 また、試合の途中でMF旗手怜央が負傷。その状況を問われると、「私もまだよく分かっていないところです。ドクターからの診断をこれから聞きたいと思います」と言い「怪我人が出るのは本人にとってもチームにとっても痛いですが、誰が出ても試合の流れを崩さないでやれたことは、今日の試合でも自信になったと思います」と、選手層への自信を膨らませた。

次は中2日でイランとシリアの勝者と対戦する。森保監督は「我々が勝つために、大きな目標の中でも目の前の一戦にベストを尽くす。準備段階から最善の準備をしていきたいと思います」と、過密日程になるが、勝利を見据えた。(FOOTBALL ZONE編集部)