ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

ド軍は356億円超の大型契約を検討している

 ドジャースの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、オリックスからメジャー移籍を目指す山本由伸投手と“アメフト観戦”する可能性を複数の地元メディアが報じた。大谷と山本がロサンゼルスで行われるNFLラムズ-セインツ戦を観戦する可能性があるという。

 また“大谷スカウト”が力を発揮するのか。大谷はレイズからトレード獲得を狙っていたタイラー・グラスノー投手へ、「あなたのために何本か本塁打を打ちたい」とメッセージ動画を送付。剛腕のトレード実現と共に、5年1億3650万ドル(約194億円)での契約延長へ貢献した。

 ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者は「両者ともオーナーのスイートにいることが期待されている」と自身のX(旧ツイッター)に投稿した。しかし、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は山本のNFL観戦を否定するなど、情報は錯綜している。

 ドジャースは12日(同13日)にドジャースタジアムで山本と面談。大谷、ベッツ、フリーマンとMVP受賞者が同席して猛アタックした。また、2億5000万ドル(約356億円)超の契約を検討していると報じられている。

 3億ドル(約432億円)規模の超大型契約が予想されている山本争奪戦ではヤンキース、メッツなどが参戦。ヤンキースは17日(同18日)に山本と面談。この日、アーロン・ブーン監督は地元メディアの取材に対し、OBの松井秀喜氏のビデオメッセージやサイン入りユニホームを右腕へ贈り、背番号「18」を進呈したと明かした。

 山本争奪戦はクリスマス休暇前の今週中にも決着する可能性がある。いずれにしても最終局面に入っていることは間違いなさそうだ。(Full-Count編集部)