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●何も作りたくない日にぴったりな台湾料理「鹹豆漿」とは? 家にある調味料だけで作れるお手軽レシピを伝授!

 寒い日の朝やお腹が空いて眠れない夜に筆者がよく作るのが、台湾の定番朝ごはん「鹹豆漿(シェントウジャン)」です。豆乳にお酢を加えてゆるく固めたスープで、おぼろ豆腐のようなホロホロとした食感が楽しめます。

 大の台湾好きである父が「これ家でできそう」と適当に作ってみたところ、あまりの簡単さに家族全員どハマり。本場のものとは少し違いますが、クセになる味わいなのでぜひ試してみてください。

レンジで簡単!「鹹豆漿」の作り方

 台湾では細長い揚げパンを浸して食べるのが定番ですが、ごま油を塗ってこんがりと焼いたフランスパンで代用します。家にある調味料だけで簡単に作れますよ。

材料(1人分)

・成分無調整豆乳……200ml
・鶏がらスープの素……小さじ1/2
・しょうゆ……小さじ1/2
・ごま油……小さじ1/2
・酢……大さじ1/2
・フランスパン(薄切り)……2枚
・ごま油……適量

●トッピング例(お好みで)
・桜えび……小さじ1
・ザーサイ(みじん切り)……小さじ1
・ねぎ……適量
・ラー油……適量

作り方

1.フランスパンにごま油を適量塗り、トースターで2~3分焼く

2.器に酢と鶏がらスープの素、しょうゆ、ごま油を入れてよく混ぜ合わせておく

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3.別の耐熱皿に豆乳を入れ、ラップをかけずに600Wの電子レンジで2分加熱する

4.3を2にゆっくりと注ぎ、そのまま1~2分触らずに置く
<point>しっかりと固まらせるコツは、豆乳を入れてからかき混ぜないこと。かき混ぜるとただの酸っぱい豆乳スープになってしまうので要注意!

5.フランスパンと好みのトッピングをのせ、ラー油をかけたら完成!

お家にある材料でアレンジ!

 フランスパンが無ければ食パン、ザーサイの代わりに高菜漬けをトッピングするのもおすすめです。

 ほんのりとした酸味と豆乳のやさしい甘み、桜えびの香ばしい風味が相性抜群。ザーサイとねぎの食感がアクセントになっていて、やみつきになります。5分もあれば作れるので、忙しい朝や小腹が空いたときにぴったりです。

 手軽に台湾の味を再現できる「鹹豆漿」、ぜひ作ってみてくださいね。

(撮影・文◎安達春香)