武豊騎手16年ぶりの札幌2歳S制覇へ 新馬戦ノーステッキ完勝の“大器”と参戦

　武豊騎手がガイアメンテ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)で、札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)の16年ぶり3勝目を狙う。

　武豊騎手はこれまで札幌2歳Sに14回騎乗している。初参戦の91年はディスコホールで2着だったが、2回目の参戦となった95年にビワハイジで初制覇。そして07年にオリエンタルロックで2勝目を手にしている。しかし、その後は6回騎乗して未勝利。19年のサトノゴールド、21年のアスクワイルドモアは健闘及ばず2着だった。

　今年はガイアメンテで参戦する。今回と同舞台の新馬戦では、2番手から楽々抜け出しノーステッキで2馬身差の完勝。重馬場で結果を出しているため、今の時計がかかる馬場にも不安はない。むしろ道悪になった方が信頼度は上がるだろう。無傷の2連勝でクラシック候補誕生となるか。名手の好リードに期待したい。