新潟記念に出走予定のサリエラ(撮影:下野雄規)

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 サリエラに注目したい。ここで待望の重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■9/3(日) 新潟記念(3歳上・GIII・新潟芝2000m)

 サリエラ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)はGI戦線で活躍したサリオスやサラキアをきょうだいに持つディープインパクト産駒。ここまで通算5戦3勝で、敗れた2戦は昨年のローズSで2着、5月の目黒記念で3着だった。重賞ではもう一歩の戦績だが、GIIIならば勝ち切りを期待したいところ。鞍上はC.ルメール騎手。

 ノッキングポイント(牡3、美浦・木村哲也厩舎)は16年のフローラS勝ち馬チェッキーノを母に持つモーリス産駒で、3月に毎日杯で2着に入ると、続く日本ダービーでは5着と健闘。それから一息入れて順調に調整されており、成長した走りが楽しみだ。前走に続く北村宏司騎手とのコンビで重賞初制覇なるか。

 その他、昨年の青葉賞以来の白星を狙うプラダリア(牡4、栗東・池添学厩舎)、長期休養明け2走目のマイネルウィルトス(牡7、栗東・宮徹厩舎)、2度目の重賞となるヴァンセンヌ産駒バラジ(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)、前年の2着馬ユーキャンスマイル(牡8、栗東・友道康夫厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。