昨年の京阪杯に続く重賞2勝目を目指すトウシンマカオ(昨年11月撮影、ユーザー提供:にっしゃんさん)

写真拡大

 札幌11Rのキーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)はトウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)の一発を期待したい。

 ちょうど1年前のキーンランドC(4着)からスプリント路線に転向。続くオパールS、京阪杯と連勝して軌道に乗ったかに思えたが、その後の3戦は4着、15着、3着と悔しい競馬が続く。ただ、シルクロードSは当時の馬場コンディションでは不利大の大外枠、続く高松宮記念は酷い道悪だったので、ともに参考外。そして前走の函館スプリントSは最内枠が影響し、スムーズさを欠くシーンがあった。展開も考慮すれば、負けて強しの3着だったといえるだろう。

 今回は12番枠。近走のキーンランドCは外枠有利になりやすく、道悪ならその傾向に拍車がかかるので、絶好枠となりそう。57kgで戦えるのもプラスなので、うっ憤を晴らす重賞2勝目が期待できそうだ。