写真:Motoo Naka/アフロ

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元総合格闘家でプロゲーマーの「ジョビン」こと松本晃市郎さんが2023年8月7日、YouTubeに公開した動画で、超RIZIN.2でヴガール・ケラモフ選手に完敗した朝倉未来さんに「格闘技1本でやってる奴は強いよ」「色んなことやってたら勝てないよ」などと苦言を呈した魔裟斗さんを批判した。

「こういうの結果論で言うのって、本当どうかと思うわ」

朝倉さんは、7月30日に行われた「超RIZIN2」フェザー級タイトルマッチでアゼルバイジャンのヴガール・ケラモフ選手に1ラウンド2分41秒でタップアウト負けを喫した。

朝倉さんは格闘技イベント「BreakingDown」の運営など、実業家としての一面も持つことから、 魔裟斗さんは31日に公開した動画で「俺も経験あるけど、格闘技1本でやってる奴は強いよ。レベルが上がれば上がるほど、1本でやってる奴が、どんどん(頂点に)なってくるじゃん。(上に)行けば行くほど、色んなことやってたら勝てないよ。色んなことやってるじゃない?未来くんはさ。まぁ、そこで一番になれるほど甘い世界ではない」などと朝倉さんに対して苦言を呈していた。

松本さんは7日に公開した「【超RIZIN2】魔裟斗の提言についての反論。ジョビンが考える朝倉未来のケラモフ戦での敗因2つ」で、魔裟斗さんの発言について疑問を明かした。

松本さんは「こういうの結果論で言うのって、本当どうかと思うわ」とため息。松本さん自身も現役時代、タイトルマッチで敗北を喫した際、同様のコメントを受けたことがあるという。

「結果論で後付けで、『ハングリー精神がないんじゃないか』とか言われたりしたの。スポンサーに」とし、「俺正直めちゃくちゃむかついたしその時。いまだに思い出したらむかつくくらい根に持ってて。ちゃんとやってるもん。やった上で負けてるから」とあくまでも努力を重ねた上で負けてしまうこともあるとした。

一部には努力不足というケースもあるとしつつ、「朝倉未来がそんなことしてるとは思えない。そんなバカじゃないって」とした。

魔裟斗さんにも同じような経験があるのではないかとして、「その気持ちわかると思う。なのになんでそんなこと言うんかな、と思っちゃうな」と首を捻った。

「後付けで言うな。これ納得できへん。てか関係ないし、マジで」

松本さんは「特に魔裟斗さんって影響力あるのに、そんなこと言うのってどうなのかな」と疑問を呈した。

朝倉さんがThreadsに投稿した「YouTubeをやめて一本でやれなど意見が出ていますが、このままいく 修正点はそこにはいないけど、先月投稿したYouTube撮影した時間は合計で5.6時間ほどです 他の事業10個以上やっていました 1日1時間以上仕事する日は稀 おれはとても暇」などとする投稿に触れた。

「これによってより荒れてる気もするんやけど」としつつ、「でも他の点はもう事実でしょう。そこじゃないって、改善点は」とした。