サディオ・マネは川崎戦でメンバー外に【写真:Getty Images】

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サウジアラビア1部アル・ナスル移籍が浮上しているマネ、川崎戦はパイプ椅子で観戦

 ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、プレシーズンで来日中の7月29日に国立競技場で川崎フロンターレとの国際親善試合を実施。

 DFヨシップ・スタニシッチのゴールで1-0と勝利したなか、移籍が迫るセネガル代表FWサディオ・マネの試合中の姿にドイツ紙「ビルト」が注目し、「不穏な姿」と伝えている。

 試合は後半13分に川崎陣内でスタニシッチがボールを奪うと、そのままドリブルを仕掛け、ワンツーで最終ラインを突破するとGKとの1対1を冷静に決めて先制点をマーク。「今日決められたのは幸運だった」と振り返っている。

 白熱の攻防が繰り広げられたなか、ドイツ紙「ビルト」が「試合中に撮影 マネの不穏な姿」と報じたのが、試合の最中に撮られたマネの姿だった。

 サウジアラビア1部アル・ナスルへの移籍話が浮上しており、この日は移籍交渉を理由にベンチメンバーから外れていた。ベンチ横に置かれたパイプ椅子で試合を観戦していたマネは、タイガーイラストの帽子をかぶり、手にスマホを持ち、耳にAirPodsを装着したリラックス姿で戦況を見守っていた。

 試合中にマネの姿が会場に映し出され、その様子を捉えたワンショットをドイツ紙も取り上げている。「バイエルンのスター、サディオ・マネは、クリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルへ移籍するため、サウジアラビアへ旅立とうとしている。彼は現在、ドイツ王者とともにアジアツアー中」と報じた。

 バイエルンのベンチ横で川崎戦を観戦したマネの姿は完全オフモードで、移籍が決定的であることを思わせるような雰囲気にドイツ紙も注目していた。(FOOTBALL ZONE編集部)