スターバックスの今年の夏は、好例の桃テイストのフラペチーノが登場。大人気間違いなしの商品を、食文化研究家のスギアカツキさんにレポートしてもらいました。

スタバの夏の新作「GABURI ピーチ フラペチーノ」を実食

スターバックスの夏メニュー、チェックしましたか? じつはスタバのサマーシーズンは4月からスタートしていて、7月12日からは第3弾が始まっています。コンセプトは、「GO! Summer Trip 夏まるかじり」。ワクワク気分が高揚する夏に、思わずがぶりとまるかじりするようなジューシーな果肉感が楽しめるビバレッジや、さわやかなフード、かわいいグッズがたくさん登場しています。

そこで今回は、第3弾の主役の1つである「GABURI ピーチ フラペチーノ」を実食。夏の大人気フレーバーとして愛されている桃テイストの新作フラペの魅力を紹介します。

●桃フラペチーノは、誕生から9年目の大人気フレーバー

スタバで桃テイストのフラペチーノが登場したのは、2015年。大人気の夏フラペとして毎年新しい進化・変化を遂げてきました。2023年の今年は、昨年の「桃MORE フラペチーノ」の名前を新たに変えて、「GABURI ピーチ フラペチーノ」という名称で再販売されているメニューです。

これをポジティブに解釈すれば、昨年大好評につき今年も同じレシピで登場ということになります。魅力のポイントは、桃をがぶりとまるかじりするようなジューシー感。カップの底にはカットされたピーチ果肉、その上にピーチピューレを使用したフラペチーノ、そして仕上げにピーチホイップがたっぷりのった、ピンクのグラデーションが美しい構成になっています。

●意外とヘルシー

「GABURI ピーチ フラペチーノ」の魅力は、ケーキやペストリー(スコーンやマフィンなど)を食べるよりも低カロリーであること。ホイップクリームもたっぷりのっていてスイーツを食べているような満足度があるのに、1杯240キロカロリーですから、罪悪感なく味わうことができます。

また味の面でも個性が発揮されています。フラペチーノ部分がミルクベースではないので、本物の桃を食べているようなフルーティーな味わいを堪能できます。そして果肉やホイップと自由に混ぜながら飲むことで、味変が可能。さらに全体的なフレーバーがシンプルなので、チョコやバニラなどの風味をプラスできる「カスタマイズ」が楽しめるのも、フルーツ系フラペチーノの醍醐味なんです!

●カスタマイズがおもしろい!オススメはホワイトモカシロップを追加して

フラペチーノのカスタマイズには有料と無料の選択肢があります。今回の桃フラペをいくつかカスタマイズしてみたのですが、無料バージョンのオススメは、氷多めでチョコソースをトッピングするというもの。存在感のある食べ応えと濃厚さをしっかり味わうことができるでしょう。

そして有料バージョンでの個人的なオススメが、ホワイトモカシロップを55円で追加するというもの。桃のジューシーさを保ちながら、ホワイトチョコの上品な香り・甘味が加わり、高級スイーツのような奥深い風味に仕上がります。

今年も販売期間が大変短く、8月8日までの限定(※一時的な欠品または早期に販売終了する場合もあり)ですから、気になる方はお早めに。