10万円超のロボット掃除機は何が違う? 家電のプロが厳選した3台を解説
上級モデルとなるこの価格帯は、掃除機能も走行技術もハイレベル。そのなかで各モデル自慢のスペシャルな機能に注目だ。家電ライターの平島憲一郎さんが厳選したロボット掃除をご紹介しよう。
※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。
私が選びました
家電ライター 平島憲一郎さん
調達・購買コンサルタント。コスト削減や仕入れの専門家として、テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍している。
障害物を正確に識別・回避し掃除前の片付けが不要!
エコバックス
DEEBOT T10 PLUS
実売価格13万9000円
掃除タイプ 吸引+水拭き+自動ゴミ収集
スマートスピーカー対応 〇(YIKO)
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇
障害物回避システム「AIVI3.0」を搭載。障害物を素早く正確に識別・回避し、掃除前に床を片付ける必要がない。3000Paの強力吸引と毎分600回の振動式水拭き機能で床面の汚れを徹底除去。独自の音声アシスタント「YIKO」を採用し、スマスピなしで音声操作できる。
ココが買い!
振動式モップでサラッと快適な床を実現
「振動する水拭きモップで床面がよりサラサラに。床の清潔さにこだわる人に最適です。モッププレート装着時は自動でカーペットへの進入を回避。自動ゴミ収集機能や見守りカメラなど、高機能が盛りだくさんな点も魅力です」(平島憲一郎さん、以下同)
障害物を上手に回避しながらゴミ除去率92%を実現!
エレクトロラックス
Pure i9.2
実売価格14万800円
掃除タイプ 吸引
スマートスピーカー対応 〇(Googleアシスタントのみ)
段差乗り越え 約2.2cm
自動充電/ 自動再開 〇
部屋の隅の掃除がしやすい三角形構造に独自の「3Dビジョンテクノロジー」を搭載。障害物を認識・回避しつつ92%の高いゴミ除去率を実現する。床の材質に合わせて走行スピードやブラシの回転数を自動調整する機能を装備。
ココが買い!
散らかった部屋でも完走する技術が◎
「モノが多い部屋でも走行エラーを起こさない点が秀逸。ロボット掃除機が苦手なコード類も、束になっていると回避しますが、1本だけだとそのまま通り際まで掃除します。60分で80%まで充電され、掃除を再開するのも便利です」
先進の水拭き&モップ洗浄で床面はいつもサラサラ清潔!
Narwal
Narwal Freo
実売価格18万9800円
掃除タイプ 吸引+水拭き+モップ自動洗浄
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 約2cm
自動充電/ 自動再開 〇
水拭き機能に注力したモデル。3000Paのゴミ除去機能に回転式モップを追加し、壁際ではモップのある本体後部をねじりながら丁寧に拭き掃除をする。全自動クリーニングステーションでモップの汚れ具合を検知し自動洗浄&温風乾燥。
ココが買い!
床面の二度拭きなど水拭き機能が秀逸
「自動で汚れの多い場所を二度拭きしたり、掃除後のモップを洗浄・温風乾燥するなど、拭き掃除にこだわる人に推奨。障害物検知センサーなど多彩なセンサーで賢く掃除します。480mlの大容量ダスト容器はゴミ捨ても簡単!」