松本人志さん(2016年撮影)

写真拡大

お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦さんが、「ダウンタウン」松本人志さんに批判的な指摘をした騒動をめぐり、中田さんが名前を挙げて「視聴者だ」と語っていた霜降り明星の粗品さんが2023年6月2日、「社交辞令」だったことを明かした。

「一応社交辞令で『見てます』って言ったよ」

中田さんは29日に公開した動画で、「全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況なんですね」と指摘。松本さんに向け「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか?」などと提言していた。

その中では、中田さんが「これ見てる粗品くん、どう思う?」と霜降り明星の粗品さんの名前を出す場面があった。

「最近ね、俺のトークチャンネルすごい見てくれてるらしいんですよ、粗品くんが。嬉しくて。全部獲ってるでしょ、M-1も獲ってさ、R-1も獲ってます? 大喜利だって強いんだし」と粗品さんを褒めつつも「まぁ、言えないよね。吉本から数千万円借りてるから言えないでしょ。粗品くんは言えないじゃん」とギャンブルのために事務所から多額の借金をしていると公言している粗品さんを慮った。

これを受けてか、相方・せいやさんは動画公開直後のツイッターで反応。「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」と怒りをあらわにしていた。

せいやさんは6月2日のラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、自身の立場について「中田さん・ダウンタウンさんのどっちの方を持つとかじゃなく、やっぱ全員面白いですよ。大好き、ホンマ」とした。粗品さんが「差はある?」と尋ねると、「まぁ、そらなぁ」と含みを持たせた。

せいやさんがツイッターで激怒していた理由について、中田さんによる「粗品くんどう思う?」という質問ではなく、「(粗品さんが中田さんのチャンネルを)すごい見てくれてる」とする発言がずるいタイミングだったと説明すると、粗品さんは中田さんの発言について、こう補足した。

「それは言ったで、中田さんに。初めて会った時に『YouTube見てます』って。一応社交辞令で『見てます』って言ったよ」

せいやさんは「それをあのタイミングで言うのがちょっと利用してるというか。なんでそんな時に言うんやろうって思っちゃうの、俺は」と話した。

インターネットでは、粗品さんによる「社交辞令で」という発言に笑いが集まっている。

粗品悪いw 中田敦彦のチャンネル観てますは社交辞令wwww」
「中田にYouTube見てますって社交辞令で言ったってさらっと言う粗品が相変わらずで笑った」
「結局、粗品くんがあっちゃんに言った『YouTube見てます』が社交辞令だったの泣ける」
「オリラジ中田、粗品にYouTube観てます(社交辞令)って言われて、自分サイドだと勘違いしてたの恥ずかしすぎるだろ...」
粗品のもっと燃やしたい感じが好き笑」