中田敦彦さん(2016年撮影)

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お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで「ダウンタウン」松本人志さんに言及した内容が波紋を呼んだ騒動をめぐり、「ツービート」ビートきよしさんがツイッターで、中田さんの行動に「心配になる」などと見解をつづっている。

「誰の仲介なくても大丈夫な二人だよ」

中田さんは29日に公開した動画「【松本人志氏への提言】審査員という権力」で持論を展開した。

中田さんは動画で、松本さんが結成16年以上の漫才師を対象とするお笑いコンテスト「THE SECOND」(フジテレビ系)をはじめとする数々のお笑いコンテストで審査員を務めていることに触れ、「全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況なんですね」と指摘。「審査員をやりすぎてしまっている」とし、「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか?」と提言していた。

松本さんは30日にツイッターで、誰に対するものかは明示していないものの「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん 連絡待ってる!」と呼びかけた。

きよしさんは松本さんの投稿に、「そう思う」とリプライ。ファンからの「喝いれてやってください!!」との声には、「喝入れる立場じゃないよ(笑)」と反応した。

「大先輩仲介で話されたら良いと思う」ときよしさんに仲介を願う声が寄せられると、「誰の仲介なくても大丈夫な二人だよ」と2人を慮った。

「そういう芸風と思って見ているけどなんか心配になる」

きよしさんはこの他にも、多数のユーザーにリプライ等をする形で中田さんの行動をめぐる見解を明かしている。

騒動となった動画の一部で「中田を面白いと思わないって、ドストエフスキー読めないとか、モーツアルトがわからないのと一緒」などと語っていた部分を編集して削除していたとするネットニュースに「そういう芸風と思って見ているけどなんか心配になる」と反応した。

ツービートの代表的なネタ「赤信号みんなで渡れば怖くない」について「敢えて良くないこと言って見てる人らがそんな訳ねーだろバカ!て笑ってくれたから成立した」として、「中田も誰かに媚びる必要ないけど敵を作りすぎると誰も笑ってくれなくなって悪い方行っちゃうじゃない」と中田さんを案じている。

最近の中田さんについて「孤独な戦いをしてる感じ」とするコメントが寄せられると、「何と戦っているのかわからんのだけどもいつも闘志は感じるね。政治家とか向いてそうだ(笑)」と冗談めかした。

「彼(編集部注:中田さん)の一人相撲に見えちゃうんですよね」とする声には、「熱さの割に空回りっぽく見えるよね」としている。

「腹割って話して良い方行きそうじゃない?」

中田さんは1人で配信しているYouTube動画で発言していたが、きよしさんは「コンビやってればお利口キャラでも天狗キャラでも相方に突っ込ませれば笑いに出来るけども一人でやってるとただの上から目線の偉そうな奴って思われちゃって本人も望んでない方に行ってそうで心配なるよ」と案じた。

オチがほしいとする声には、「ピンだとどこか可愛げ残しておかないと難しいよね」としている。

中田さんは揚げ足をとられて批判されたとするコメントには、「松本が反応して話題なったし腹割って話して良い方行きそうじゃない?」と希望をつづった。

きよしさんのコメントを「親切」とする声には「大きなお世話って思われるのがオチだろうけどな(笑)」と反応した。