世界柔道決勝をフジテレビが中継打ち切りで大炎上「柔道なめんな」…後番組のコムドットにも “とばっちり”
丸山城志郎(左)と阿部一二三(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
《唖然呆然大事な場面で放送終了いきなり来たな!この試合のために起きてたのに。引っ張ってこれはないわな!?》
5月9日朝、Twitterにこう投稿したのは、元プロレスラーの高田延彦。「世界柔道 決勝途中でフジ中継終了」というニュースを引用し、呆れかえった。
カタールのドーハで5月7日から開催されている「2023世界柔道」を中継しているのは、フジテレビ。2日めの中継は、8日深夜24時25分から25時25分までの1時間。注目は、阿部一二三と詩の兄妹が東京五輪に続いて同日金メダル獲得なるか――だった。
まずは、妹の詩が、女子52キロ級で2年連続4度めの優勝を果たすと、男子66キロ級の兄・一二三は、丸山城志郎との日本人対決に。
だが、この試合は延長戦となり、その途中でフジテレビの中継が打ち切られてしまったのだ。
「阿部と丸山は、東京五輪でも激しい代表争いを演じたライバル。昨年の世界柔道でも決勝で対戦しており、今回もこの2人による決勝になるのは、大方の予想どおりでした。
過去10回以上対戦があり、このところは阿部が連勝していますが、2人の力は拮抗しており、延長戦になる可能性はかなり高いと思われていました。それだけに『なんとかならなかったのか』と思う人は多いはずです」(スポーツライター)
試合は10分14秒で決着し、阿部が2年連続4度めの世界一に。しかし、SNSでは、
《ちゃんと最後まで放送できないならフジテレビはもう柔道関わるべきじゃないんじゃないの?》
《フジテレビはアスリートを面白くおかしく玩具にすることは得意だけれど、真摯に競技を中継することは苦手ですよね。もうずっとずっとずっとずーっと。柔道なめんなよ》
《丸山対阿部なんて毎回延長してるんだから延長分も計算に入れとけよ 二度とフジテレビは柔道に関わるな》
と、激しい怒りの声が渦巻いている。さらには、中継終了後に放送された番組にも怒りが飛び火。
《世界柔道の決勝 日本人対決よりYouTuberの番組の方が大切らしい。フジテレビは》
《途中終了でさえムカムカするのに、更にコムドットでダメ押しとかありえない》
《フジテレビとコムドット 一瞬で嫌いになったよ 放送する気ないならNHKに世界柔道渡してくれ》
《世界柔道の方大事だろうが、コムドットなんかYouTubeでも見れるんだから今日くらいどうでもいいだろうが》
と、完全な “とばっちり” を受けているのは、YouTuberグループ「コムドット」。世界柔道の後に放送されたのは、レギュラー番組の『コムドットって何?』だった。