JAL、羽田空港の最低乗り継ぎ時間を期間限定で変更 国際線から国内線へ、入国審査の待ち時間長時間化で
日本航空(JAL)は、羽田空港での国際線から国内線への最低乗り継ぎ時間(MCT)を、4月27日から90分以上に変更した。
最低乗り継ぎ時間は、JALグループの国際線で海外から到着し、JALグループの国内線で国内各地へ出発するまでの時間で、条件を満たさない航空券は予約・発券できない。これまでは70分以上としていたものの、4月27日から10月28日までの間は90分以上とする。
JALによると、国際線の復便が進む中で、入国審査の待ち時間の増加などに伴い、予約便に乗り継げない状況が発生していることから、変更を実施したとしている。発券済みの航空券には変更前の最低乗り継ぎ時間が変更となり、そのまま搭乗できるものの、事前に便の変更を希望する場合には、コールセンターで手続きを受け付ける。
なお、羽田空港でのJALグループ国内線から国際線への乗り継ぎは70分、他社国際線へは120分以上の最低乗り継ぎ時間が求められる。名古屋/中部発のJL200便からJALグループ国際線への乗り継ぎのみ90分以上が必要となる。