日本航空(JAL)は、2023年3月期の連結業績を発表した。純損益は344億2,300万円の黒字で、2020年3月期以来3年ぶりに黒字化した。

売上収益は1兆3,755億円(前年同期比101.5%増)、営業費用は1兆3,446億円、財務・法人所得税前利益(EBIT)は645億円となった。

売上収益の内訳は、フルサービスキャリアが国際旅客が4,175億円、国内旅客が4,511億円、貨物郵便が2,247億円となった。LCCは317億円、マイル・ライフ・インフラが2,351億円となった。

2024年3月期の連結業績予想は、売上収益1兆6,580億円、営業費用は1兆5,710億円、EBITは1,000億円、純利益は550億円を見込んでいる。コロナ前と比べ、国際旅客は65%程度、国内旅客は94%程度の需要を想定している。燃油・為替は1米ドル135円、シンガポール・ケロシンは1バレル115米ドルを前提としている。