大阪有機化学工業<4187.T>がこの日の取引終了後、23年11月期の連結業績予想について、売上高を335億円から290億円(前期比10.0%減)へ、営業利益を58億5000万円から38億円(同36.0%減)へ、純利益を41億円から28億円(同40.8%減)へ下方修正した。

 ディスプレーや半導体などの電子材料用途を中心に、化成品及び電子材料事業で需要低迷の影響を大きく受けたことが要因としている。なお、第1四半期(22年12月~23年2月)決算は、売上高68億7000万円(前年同期比15.4%減)、営業利益10億500万円(同39.6%減)、純利益7億2600万円(同40.0%減)だった。

 同時に上限を30万株(発行済み株数の1.34%)、または6億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は4月10日から6月30日までで、資本効率を高めることを通じて企業価値の向上を図ることを目的としている。

出所:MINKABU PRESS