家探しで意識したこと、「ハザードマップ確認」を超えた圧倒的トップは? 東京在住1000人に聞いた「家庭の防災対策」
東日本大震災の発生から12年を迎えた今日3月11日は、「防災意識を育てる日」として認定された日でもあります。自分自身や家族の安全を守るために重要な「家」や「土地」を探すとき、あなたが意識したことはありますか。中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービスを提供するgroove agent(グルーブエージェント、東京都港区)が、「家庭の防災対策」について調査を実施。その結果を発表しました。
「何もしていない」を含む「その他」は86票
調査は2023年3月、東京都在住の30〜50代の男女を対象に、インターネット上で実施。1000人から有効回答を得ています。
「現在住んでいる家(土地)を探すときに意識したこと」について聞いたところ(1人3つまで)、「築年数を確認した」が361票を集め、トップとなりました。築年数がどのくらいかを知っておくことは、「耐震基準はどうか」「追加でどんな防災対策を行うとよいか」といったヒントにもなりそうです。
次いで、「ハザードマップを確認した」(302票)、「マンションの戸数や規模を確認した」(247票)などが上位となりました。災害への備えとして、家や土地を探す際にハザードマップを確認するのは、今や基本中の基本といえます。なお、「何もしていない」を含む「その他」の回答数は86票でした。
調査結果を受けて、同社は「防災面に関しては、ハザードマップの確認はもちろん、過去にどんな土地であったのかなどを細部にわたるまできちんと確認し、情報を開示してくれる仲介担当者が望ましいでしょう」とコメントを寄せています。